こんにちは、栗山修治です。
今回のタイトルの
「過去10年で1個しか売れてない、でも価格差20万円」
という商品。
タイトルはあくまで想像の話ですが、
実際にもヤフオクの過去10年で１件、２件しか売れていないのに
価格差が非常に大きい商品に出会うことがあります。
こういった商品は仕入れるべきでしょうか？
答えは
「まずは調べられる情報をすべて調べよう」です。
すぐに判断せず一旦立ち止まります。
そもそも販売実績が少ない商品に関しては
過去の記事（こちら）で解説した「物販の三原則」のうち
「過去にいくつ売れたか？」が不十分なので
本来仕入れ対象からは外れます。
しかしこれほど価格差が大きい商品であれば
逆にチャンスと捉え、できる調査をすべて行います。
そこでどうすべきかを以下４点に大きく分けてみました。
（１）表記ゆれはないか？
（２）そのブランド自体に需要はあるか？
（３）他の媒体でいくらで売られているか？
（４）お客様はいくらなら買うか？
（１）表記ゆれはないか？
「表記ゆれ」とは、同じ単語が異なる文字で表記されることです。
すべてオークファンで検索してみたでしょうか？
例えばブリキメーカーの「吉屋」であれば
・吉屋
・ヨシヤ
・KO
の少なくとも３パターンがあります。
あとは単純な誤字脱字で
検索に引っかかっていない場合もあります。
こういった感じで、まずはオークファン上で
「本当にその商品のデータを調べ尽くしたのか」
を疑います。
未発見だったデータがこの時点で
掘り起こせることも少なくないです。
（２）そのブランド自体に需要はあるか？
たとえその商品単体の実績が乏しくても
ブランド自体に人気がある商品であれば
同じように需要が大きいと考えやすいです。
逆にブランド自体が不人気である場合は
赤字リスクが高いかもしれません。
（３）他の媒体でいくらで売られているか？
ヤフオクに限らず
アマゾンやフリマアプリ、ネットショップ等で
販売されていればそこから類推します。
また、日本の販路だけでなく
海外のショップ等も検索します。
大体の販路よりヤフオクの価格が下になるはずなので
おおむねいくらになるかが見えてきます。
（４）お客様ならいくらで買うか？
どうしても価格の判断がつかない時は
過去に販売したお客様に相談して価値を聞いてみる。
あるいはもう直接
「◯◯円でお取り寄せ可能ですがいかかでしょうか」
とお客様にオファーをかけてしまうのも一手ですね。
できることはすべてやる
このように
手がかりが少ない場合は
出来ることをすべてやるというのが大事です。
ライバルが調べない部分まで調べる癖がつけば
必然的に競争率の低い商品にも出会いやすくなります。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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