こんにちは、栗山修治です。
輸入転売を実践する中で必ず発生する悩みが
「仕入れた商品がなかなか売れない」というものです。
これは僕もさんざん直面しました。
リサーチを重ねて何べんも検討した結果
やっと仕入れた商品がいっこうに落札されない。
それ以前にアクセス数やウォッチリストすらあまり入らない。
心理的にきついものがありますよね。
しかしこういった状況にも必ず原因があります。
まず、なかなか売れない原因は大きく2つに分けて
「仕入れ方」か「売り方」。
このどちらかです。
(厳密に言うと、「ヤフオク以外の外部環境の変化」も
あり得ますが、アンティークではあまり起こらないので割愛します)
2つそれぞれについて、以下に詳しく解説しますので
参考にしてみてください。
【仕入れ方の原因】
(1)「リサーチ三原則」から外れている。
(2)商品のコンディションが悪い。
(3)商品が本物ではない。
【売り方の原因】
(1)価格が高すぎる。
(2)写真やタイトルが良くない。
(3)商品説明が十分に書けていない。
仕入れ方の原因(1)「リサーチ三原則から外れている」
という記事でも解説しましたが、まずこの三原則から外れていると
基本的に売れません。
・リサーチした結果、価格差があったというだけで仕入れている。
・自分の好きなデザインだから仕入れている。
といった場合に起こりがちなミスです。
必要なデータはしっかり読みましょう。
仕入れ方の原因(2)「商品のコンディションが悪い」
リサーチ三原則に則って仕入れたつもりでも、
eBayで仕入れた商品のコンディション(商品説明と写真)を
よく見ておらず、過去相場に比べて状態の悪い商品を仕入れている場合があります。
eBayセラーも大体が業者ではなく一個人なので、プロではありませんから
「excellent condition」(素晴らしいコンディション)等と表現していても
パーツの破損や付属漏れに気付いていないことはよくあります。
それをヤフオクの落札者は気付いている(しかし言葉で表さない)ということです。
データ通りなのに売れない、という場合は
もう一度過去に売れた商品を洗い出してみてください。
仕入れ方の原因(3)「商品が本物ではない」
これもよくあるパターンですが
そもそも仕入れた商品が偽物であるパターンです。
偽物の見分け方は過去記事「偽物を見分けるには?」をご参照ください。
また、偽物とまでいかなくても
「本物という確証が持てない」商品も日本人は敬遠します。
普通あるはずのサインがないとか、
あっても見慣れないサインである場合などですね。
逆にebayの入札者は、サインについてはあまり重視せず
サイン有りと変わらないぐらいの相場まで競り合う傾向があるので
自分も釣られないように要注意です。
それから
「復刻版」や「オリジナルの上から再塗装した商品」も
日本では大きく価値が下がりやすいですね。
売り方の原因(1)「価格が高すぎる」
ヤフオク出品で値段設定をする際に
オークファンの過去最高の落札価格と同じにしている場合に
よく起こります。
その落札価格は過去1件だけではないでしょうか?
つまり、統計上無視すべき「アウトライヤー」の値段に設定していませんか?
そうではなく、あくまでも過去に売れ続けている相場の範囲内か
その範囲の少し上くらいで値付けしましょう。
また、ヤフオクにライバルが居る場合に
ライバルより目立って高価な場合はやはり売りにくいです。
例えばライバルが2人いて
2人とも30000円で出品している場合。
そこで自分が50000円で出品したとしたら
相場に関わらず売れにくいです。
ライバルの動向はウォッチリストに入れるなどして注視し、
大きく外れないくらいの価格にしておきましょう。
ウォッチリストに入れておくと、
値下げがあった瞬間に自分に通知が来ますので。
ちなみに僕の場合、この例なら
最初は感覚値でいうとオークション出品で33000円スタート、
あるいは値下げ交渉ありで40000円くらいで出すと思います。
その後ウォッチリストの入り具合も見て価格を調整していきます。
売り方の原因(2)「写真やタイトルが良くない」
商品の写真とタイトルは
落札者が検索して真っ先に目に飛び込む部分です。
ですのでここで目を引くか引かないかは非常に重要です。
写真の撮り方を改善するポイントは
「高く売れている出品者の撮り方を参考にすること」。
またトップ以外の写真でも
必要なサイン等が写っているかチェックしてください。
タイトルに関しては
「検索に引っかかりやすいキーワードを多く入れること」です。
自分がその商品の愛好家ならどう検索しますか?
また、誤字脱字や英語のスペルミスにも注意してください。
売り方の原因(3)「商品説明が十分に書けていない」
初歩的なミスとしては寸法や動作確認の記載が抜けていること。
あとは「状態は写真でご判断ください」など
落札者に丸投げしているパターンも不安を与えます。
少しでもいいので自分の感覚で良いか悪いかを書いた方が良いです。
また商品説明に付記する返品事項に
「ノークレームノーリターン」と書くと印象が悪くなります。
お客様からも電話で「ちょっと怖い」と聞きました。
最低でも不備があったら返品を受けると明記しましょう。
外部条件を見ることがポイント
解説は以上です。
要するに
「データや証拠に基づいて」商品を仕入れ、
「お客さま目線」で売る。
センスや思い込みではなく外部条件をしっかり見ることが必要です。
こういう意識を持っていれば
商品の回転は徐々に速くなっていきます。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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