こんにちは、栗山修治です。
今日はアンティークを仕入れる際に
最もよくある悩みの1つについてお話しします。
それは
「過去に売れたものと全く同じ商品が見つからない」
というものです。
色が違っていたり
デザインが微妙に一致しなかったり
パーツに過不足があったり
過去に売れたものと汚れ具合が違っていたり
という感じですね。
これは特に陶磁器や絵画などの美術系を
扱っていると顕著に表れます。
結論から言うと、こういったものは
「相場を類推して仕入れるしかない」です。
そもそも、アンティークとは1点ものですから
全く同じ商品が出てくることはあり得ません。
同じ型番の同じ商品があったとしても
多少なりとも状態が異なります。
ですので
「同じような見た目なら同じような値段になる」
「状態が良いほど値段も上がる」
と考えて仕入れてしまうのが一番早いです。
いくつか専門的なページをググって
知識をつけ、相場を判断してみても良いですが
結局のところ売ってみないと分かりません。
知識を付けるにも売ってみるのが一番早いので
調べるのはほどほどにして
まず仕入れてしまうのが良いでしょう。
それで利益が出れば言うことないですし
仮に赤字になったとしても
原因を分析すれば次の仕入れに活かせます。
何を仕入れてはいけないかが見えてきますし
逆に何を仕入れるべきかもより見えてくるのです。
その繰り返しの中でリサーチの精度が上がり
赤字を少しずつ減らしていくことができます。
そういうわけで
まずは「仕入れという行動を起こすこと」ですね。
ただ注意したいのは
「再起不能になるリスクがあるなら行動しない」
のも大事だということです。
極端な話、
例えば現金が10万円しかないのに100万円の商品を仕入れて
赤字が20万出てしまったら
その時点でビジネスは続けられなくなりますよね。
そうではなくて
仮に失敗したとしても許容できるレベルの
行動をしていこうということです。
そしてその許容範囲ぎりぎりまで積極的に攻めましょう。
調べて悩んでいるだけでは何も進みませんので
まずは行動です。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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