※2025年最新版にアップデートしました。
栗山です、
ヤフオクで出品を続けていると
「領収書は発行可能ですか?」
と質問されることがあります。
入札前に聞かれることもありますし
落札後に聞かれることもあります。
初心者の場合
「え、領収書?」
と戸惑うことと思います。
もし、全く自信がなければ
断っても良いことは良いですが
ただ、そのせいで
落札してもらえなかったら
非常にもったいないです。
一体なぜ、領収書を
求められるのか?というと
一つは落札される方が
会社の社長さんや自営業の方だったりして
経費で落としたいからです。
(経費で落とす、というのは
税金を抑える、ということです)
特に私たちがメインで扱っている
アンティーク・ビンテージ品の場合は
高額なので、経営者の方などが
購入されるケースが比較的多いです。
他の理由としては、
業者さんが仕事用に購入する場合や
他のアンティークショップの仕入先として
ヤフオクから買っていく場合もあります。
そして、落札後の場合は
もし領収書を求められたら
法律的に発行する義務が生じるので、
必ず書くことになります。
最初は面倒くさいかもしれませんが
慣れれば2、3分で終わる簡単な作業なので、
ぜひ領収証の書き方はマスターしてください。
で、書き方ですが
結論から言うと
この画像の通りに書けばOKです。
(※税理士からもチェック済みです)
テンプレートをご用意しましたので
下記からもダウンロードできます。
●領収書テンプレート(Excel)※パソコンで入力して印刷したい方
100円ショップや文房具店などでも
同様のものは売っていると思います。
以下、詳しい書き方をご説明します。
【領収書の書き方】
①落札者に宛名を確認してください。
個人宛の場合は「様」で良いですが、
会社や組織、団体の場合は「御中」(おんちゅう)にすると丁寧です。
②領収書を作成した日付を書きます。
③実際に支払いを受けた税込金額を書きます。
なお、「¥11,230-」と書くべき、という意見もありますが
改ざん防止のための商慣行ですので、どちらでも良いです。
気になる場合は、注意書きで
「金額訂正の場合は無効」「社印のないものは無効」と書く方法もあります。
④但し書きは「品代」でも良いですが、
「食器代」「玩具代」など少し具体的な商品名の方がベターです。
品代、でもクレームが出たことはありませんが、
税務署に突っ込まれると面倒、という意見もあるので、
特に指定がない場合は簡単な商品名を書いておくのが無難です。
送料込みで支払いを受けている場合は
「(送料◯◯円を含む)」と書きます。
⑤税抜金額と消費税を記載します。
税抜金額→支払金額を「1.1」で割った値段
消費税→税抜金額に「0.1」をかけた値段
で計算します。
税込金額 x 0.9 で計算するのは間違い
なので注意してください。
私も最初間違えていました。
今回の場合は
税抜金額→11230÷1.1=10209
消費税→10209×0.1=1021(切り上げ)
となります。
もし、金額が小数点以下になる場合は
切り上げ、切り捨て、四捨五入いずれでも構いません。
財務省のHPにも
>(Q9) 現在の「税抜価格」を基に「税込価格」を設定する場合に円未満の端数が生じることがありますが、どのように処理して値付けを行えば良いのですか。
>その端数をどのように処理 (切捨て、切上げ、四捨五入など)して「税込価格」を設定するかは、それぞれの事業者のご判断によることとなります。
と記載があります。
(引用元:https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/consumption/a_001.htm#9)
ただし、税抜金額と消費税の合計は、必ず支払金額と一致するように注意してください。
⑥出品者の郵便番号、住所、氏名、連絡先を書きます。
連絡先は電話番号もしくはメールアドレスで構いません。
⑦インボイス制度の「登録番号」を取得している人は
Tから始まる13桁の数字を記載してください。
主に個人事業主(開業届を出した人)や法人が記載することになります。
取得の方法については国税庁のHPを参照してください。
個人事業主でない一般個人の場合は
登録番号なしで領収書を発行する形になりますが、
その場合は、落札者に「インボイスの登録番号がない」旨を
伝えておくのが無難です。
⑧「税込5万円以上」の支払いを受けている場合は
収入印紙を貼付してください。
コンビニや郵便局などで購入できます。
収入印紙は、領収金額に応じて金額が決まっていて
・5万円未満→不要
・5万円以上〜100万円以下→200円
・100万円以上〜200万円以下→400円
となります。
3万円の支払いを受けた場合は収入印紙は不要
6万円の支払いを受けた場合は「200円」の収入印紙が必要
150万円の支払いを受けた場合は「400円」の収入印紙が必要
という具合です。
店頭で「200円の収入印紙を1枚ください」
と言えば買えます。
400円=200円を2枚 でも代用できます。
もし、これより高額になる場合は
別途調べてみてください。
収入印紙を貼り付けたら
収入印紙をまたぐように「割印(わりいん)」を押してください。
100円ショップのシャチハタで構いません。
複数枚貼る場合は
それぞれに割印を押してください。
・・・・・
ここまで書き終えたら、
領収書をそのまま商品と一緒に
ダンボールに入れても良いのですが、
裸だと折れ曲がったり、
くしゃくしゃになる可能性が高いので
クリアファイルに入れるか、折って封筒などに入れると
より丁寧です。
これで領収書については完了です。
また、ごく稀に
領収書ではなく「納品書」を
発行して欲しいと言われる場合があります。
私の場合
5年以上ヤフオクをやってきて
過去1件だけなので
かなりのレアケースです。
ヤフオクのストア出品の場合は
納品書を印刷する機能があるので
すぐに終わるんですが
個人出品の私はこの時困ったので笑、
納品書のテンプレートをエクセルで作っておきました。
あなたにもシェアしますので
以下のリンクからダウンロードしてください。
こういった使い回しできるものは
テンプレートを作って
パソコンに保存しておくことをおすすめします。
ヤフオクの商品説明文なんかもそうですね。
私はEvernote(エバーノート)というアプリに
文章のテンプレをすべて保管し、
商品に応じて部分的に修正するだけ
の状態にしてあります。
あと取引ナビで送る文章なども雛形を作って
コピペするだけにしてあります。
これらでかなりの時間短縮になります。
いちいち調べ直したり
作り直したりする必要の無いよう、
今回のようなテンプレート化できるものは
保存する習慣をつけてください。
私たち商売人にとって
時間=お金です。
最初のひと手間が
生涯収入に大きく影響します。
追伸
この他にも、ヤフオクで稼ぐ秘訣を
多数暴露していきます。
あまり表に出せない秘密も
多数ありますので、
続きは以下のメルマガ限定でシェアします。
【ヤフオクで荒稼ぎする裏技】
https://saipon.jp/h/mailblog
栗山修治
【商品一覧はこちら】
http://shuji7.com/maillp/shouhinichiran
※この文章の著作権は全て栗山修治にあります。
著作権者の許可なく、この文章の全部又は一部をいかなる手段においても
複製、転載、流用、転売等することを禁じます。
(コンテンツを無断流用した改変の場合も含む)
また、集客・SEO対策目的でのレビュー記事・動画投稿、内容を暴露することによるビジネス行為などの全てを禁じます。
上記違反した場合は厳重な法的処置を取らせていただきます。
当コンテンツはあくまでも個人の使用に留めておくようご注意ください。